月: 2017年4月

風俗の求人サイトが人生を変えた

デブ女が恋に目覚める時

初めてのAVの撮影で感じたこと撮影も初SEXも一通り経験した。
前回もいったが、処女を捨てるきっかけになったその時の撮影は正直プレイがスタートすると、何が起こっているのかよくわからないまま時は過ぎ、いつの間にか終わっていた。

初回の撮影はスタジオで行われたが、二回目の撮影は前回とは違った感じで、男優さんの自宅マンションで撮影することになった。
今回はいわゆる「ハメ撮り」というやつで、男優さんが手持ちのビデオカメラで撮影する手法で、視聴者にリアルな感じをだす撮影方法らしい。

簡単な撮影の流れはあらかじめメイクとヘアメイクは事務所で準備して、恋人気分をより出してもらうために男優の自宅に決まったと聞いた。
男優のユウキ(仮名)君は、お茶を出してくれつつ前回の感想をインタビュー形式で話しかけてきた。
このユウキ君、今流行りの草食系男子とでも言うのだろうか、細身で優しそうな雰囲気で全然アダルトビデオに出演するような男優というイメージがない。
私は仕事といえど初めて抱かれた男性であったユウキ君をどんどん意識するようになっていた。
質問をされながら、今回も自然な感じで体に触れられていくと、私はまた体の芯がどんどん熱くなってくるのを感じた。

最初は触られるだけだった私も、今度はユウキ君にリードされながらも「彼の喜ぶ顔を見たい」と懸命の奉仕をしていった。
きっと恋人同士だったら、こんな感じでお互いを求め合うのだろうなと思いながら、私はこの疑似恋愛のような不思議な空気感をいつのまにか楽しんでいる自分に気づいた。

デブを理由に今まで恋愛からかけ離れた私が、彼のビデオを通していろんな人に自分の恥ずかしい姿を見られるのに興奮すらしているのだ。
私ってこんなに性欲があったのだなって今更ながら思った。
デブでも女と見られていることに、嬉しさすら感じていたのだった。

こうして後半分の二回目の撮影が終わった。
初回は少々の痛みと緊張の連続で、何が起こっているのかわからないくらい気持ちがフワフワしていたが、二回目にもなると少し落ち着いて私は彼の部屋で撮影に臨めるようになっていた。

一緒にお茶を飲んで、一緒にお風呂に入って、ベッドでイチャイチャして、彼に抱かれる。
そんな恋人なら普通に行うようなことが、私にとっては全て初めてのことだった。
たとえ、これがアダルトビデオの設定で、疑似恋愛なのだと頭ではわかっていても、私は男優のユウキ君のことが好きで好きでたまらなくなってしまったのだ。

デブにも優しい世界がそこにはあった

今までデブで男性からは見向きもされなかった私の体を、擬似とはいえ愛おしく接してくれる彼に恋をしてしまったようだ。
撮影以外でも個人的に会いたかったのだが、口べたな私はどうしても仕事以外で会う口実を伝えることができないまま、この日の撮影は終了したのだった。

残額の20万円をもらって、計30万円もの高額な報酬をもらって嬉しいはずなのに、何故か彼と会えなくなるを考えると心が沈んだようになった。
後日、パッケージの写真撮影があるかもしれないという話だが、今回の撮影これで全て終了。

あとは撮影したビデオが世に出てからの売上で次回の話になるようだ。
今回の撮影で私は30万円もの大金を手にすることができ、当面の生活が送れることに安心感はあった。
私は処女の価値をお金に換えたのかもしれない。
しかし、それ以上に女として生まれてきた実感を感じられたことはお金とは別の特別な経験だった。

キャバクラや風俗でなんてどうせ働けないといっていた私がだ、たまたまその求人サイトに載っていたプロダクションに応募し、ぽっちゃりAV女優としてデビューするにいたった。
イケメンと初体験を済ませ、さらには高額のお給料も手にした。
人生、まだまだ捨てたものじゃないと思えた。
明日からの生きる力をもらえた。
いろんな意味で貴重な初経験だった。

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デブでも女として生まれた意味

初体験だらけの撮影現場

撮影はどんどん進んでいく撮影が始まったところからの続き。
アダルトビデオの撮影に臨んだわけだが、現場の撮影は初めての経験ばかりで、内心緊張しっぱなしだった。
周りは私の心理状態などおかまいなしに、確実に撮影は進んでいった。

緊張しているのか、相手に申し訳ない気持ちが強いのか理由はわからないが、最初は強ばっていた気持ちと体も、相手の男性の優しい接し方のおかげか次第にほぐれていった。

インタビューを受けながら少しずつ、相手の男優さんに体を優しく触れられていき、私の体はどんどん熱くなっていった。
その後は頭がボーっとしてきて夢なのか、現実なのか、よくわからないフワフワした状態だったと思う。
初めて男性に触れられてどうしていいのかわからなかったのだが、「デブでも女性なのだ」って思えるほど、内面からの女性の喜びという気持ちがどんどん高揚してくるのがわかった。
そして、男性の優しいリードのおかげで私は特に痛みを感じることもなく初体験を終えたのだった。

行為の最中は、あんなに気になっていた周りのスタッフの視線も気にならなくなって、相手の男性のことしか見えなくなった。
そうして1回目の撮影は終了。
私が初体験だったこともあり、撮影は後日休養を取って、別のロケでやる説明を受けてその日は解散ということになった。

アダルトビデオの撮影を日常的にこなしているスタッフさんはテキパキと片付けを始めたが、私はしばらく動けなかった。
「落ち着いたら、用意した軽食を取っていいよ」と言われたので、食欲も戻ってきたころにスタッフさんを横目に食事を取り始めたのだが、已然頭はボーっとしたままだった。

最初は緊張して名前も覚えられなかった男優のユウキ君(仮名)が、撮影後も気を使ってくれているのか「痛くなかった? 大丈夫?」と、私の体を気遣ってくれたので徐々にだが、気持ちも落ち着いていった。
こうして私はついに処女を卒業したのだった。

いままで放棄してきた女性の喜び

撮影が始まったところからの続き。
もともと、知名度も何もない自分のような女は「企画モノ」として扱われるとプロダクションの人には聞いていた。
しかし、デブの処女喪失シーンは業界的にも珍しかったらしく、今回の撮影は「単体扱い」ということになり、総額で30万円と当初のギャラよりも多くもらえることになった。

最初の面接に行った時にお金に困っているという話をプロダクションの担当者にしていたので、とりあえず1回目の撮影が終わると10万円を前金としてもらうことができた。
時間にして4時間くらいだっただろうか?
こんな短時間でこんな大金を貰えことに驚いた。
そして、いままでデブというコンプレックスのかたまりとしてしか見てなかった自分の価値を報酬という形として貰えたことで「私は無価値な人間ではなかったのだ」と素直に嬉しかった。
なんだか今まで感じていた劣等感が少し無くなって、体も軽くなったように感じたのだった。

それとは別に、新たな感覚を持つようになった。
もともと風俗で働こうと求人サイトを見たが、到底自分は働けないとすぐさま断念した。
そのまま興味本位だけでサイトを見ていただけの私。
SEXに対してもマイナスイメージしかなかった私が、ゴミを捨てるように処女を捨ててやるとヤケになって、プロダクションに応募した。
そんな私がだ、イケメン男性に一人の女として扱われ、初体験を終えることができたのだ。
男優と女優という関係だが、擬似的にも恋愛関係を経験することができた。
そう、同年代の女性が持つ、女として生まれてきた本当の喜びをようやく感じた瞬間だった。

その日の帰りは大好きな焼き肉をその日稼いだギャラでたくさん食べて帰った。
心も胃も満たされた、その日の出来事は今でもよく覚えている。

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デブ女がぽっちゃりAV女優としてデビュー

不安だらけの撮影初日

ドキドキの撮影初日そうこうして、ただのデブの私が、ぽっちゃりAV女優として生きていくことを決意した。
もちろん今も不安は色々あるけれど、後悔はないつもりだ。

プロダクションに所属する契約を結び、いよいよ初撮影の日を迎えることとなった。
普段あんなに大食漢な私でも、当日は緊張で朝から何も口にすることが出来なかった。
ビデオ撮影が初めてなのは当然として、私は男性経験の無い処女の女で男性と触れ合うことすら今までしてきたことがないのだ。
こんなデブな女を抱いてくれる男優はどんな人なのだろうか? 初めては痛くないのか? とか様々な不安と思案が交錯していく。

しかもだ、複数人のスタッフさんが見守る中で裸になってSEXをするのだ。
自分で起こした行動とは言え、デブでも曲がりなりにもAV女優として撮影されるなんて、本当に常軌を逸しているだろう。
そんなことを考えながら私はスタジオまで辿り着いた。
スタジオに入ると今回の撮影のコンセプトを監督さんが教えてくれた。
どうやら、「清純ぽっちゃりのSEX初体験のドキュメンタリー風」というコンセプトでいきたいらしい。

アダルトビデオや風俗の世界はよく「ファンタジーの世界」なんて聞く。
しかも今回は正真正銘の処女の女性がビデオに出るのだから、何もしなくてもリアル感はきっと出るだろうな、と自分が撮影されるのにどこか他人事のような思いで私は話を聞いていた。

撮影は申し訳ない気持ちでいっぱいだった

撮影の場所は柔らかい日が差し込むスタジオで、可愛らしいベッドの上で、インタビューをするシーンから始まるらしい。
メイクってどうするのだろう? と思いながら一応は自分で簡単なメイクはしてきたつもりだったが、撮影の現場にはそれぞれのプロがいてメイクも当然プロの人にやってもらうことになった。

今までお洒落に無頓着だった私は、ヘアメイクを施され、メイクをしてもらい、衣装を着せられ、まるでお人形のようだった。
まぁ、こんなデブの女がお人形みたいだなといっている時点で笑えてしまうことだろうけども。

でも、仕上がった自分の姿を見て少し驚いた。
あれ?いつもと全然違う? いや、太っていることは変わっていないのだが、何故か愛嬌のあるぽっちゃり風な女になっていると思ってしまった。
自分で言うのは変な感じはするのだが。
やっぱりプロの技術は凄いのだなぁと改めて感心した。

冒頭のインタビューは、今までの男性遍歴みたいなことを聞かれたが、どこまで本当のことをいっていいのか悩んだ。
何せ、本当に男性と付き合ったことなんて無かったし、男性に触れられたことすら一度もないわけなのだから…。
私は正直に、男性経験も付き合ったこともないことを話した。
相手の男優さんは、今どきの可愛い系男子のようで、まつ毛が長くフェミニンな感じもしたので、威圧的な感じはなかった。

インタビューをされながら、私は男優さんに少しずつ体を見せていった。
今日初めてあった人に肌を見せて恥ずかしいという思いよりは、こんなデブな自分の相手をしてもらって申し訳ない気持ちの方が強かった。
自然と私は大きな体をできるだけ小さく見えるように縮こまっているような姿勢になっていた。

肌に触れる度に自分の体が熱くなってきて、汗がポタポタと垂れ落ちるくらい出てきて、あぁ、デブはこういう所が気持ち悪いと思われるのだなとしみじみ思った。
気持ち悪がられてないかな? と相手のことばかり気になっている自分が卑屈に思えるあたりがやっぱりコンプレックスのカタマリである私たるゆえんなのだろう。

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ぽっちゃり女優になる決断

デブ女を求める男性の存在

キレイなオフィスでの面接前回からの続きになるが、ぽっちゃり女優が所属するAVプロダクションに応募した私は、担当の人と面接をすることになった。

実際に会社まで出向いてみると私が抱いていたイメージとは全然違っていた。
アングラで怖そうなイメージとは程遠く、清潔な社内にきちんとスーツを来た担当の方、受付には女性がいて普通の会社のような印象を持った。

私はきちんとした会社で働いたことがなかったし、その印象もどこかのドラマか何かで見たイメージでしかなかったが、「思っていたよりもちゃんとしているのだな」と素直に思ってしまった。
面接をしてくれた担当の方は広報も兼務している方のようで、まず業界の話をしてくれた。
この会社は、ユーザーのニーズに合わせた作品の撮影に対して、それに見合った女優を派遣しているようで、今回はぽっちゃり女優をメインとした撮影が増えてきたため、あの風俗の求人サイトに募集広告をだしたそうだ。

その背景として担当の方が説明してくれたのは、「世の中にはぽっちゃり好きの男性が確実にいる」ということ。
そういった性癖を持った男性は、スレンダーな女性や、プロポーションの良い女性には一切興味を持てず、「豊満なボディ」「大きな乳房」「タプンタプンと波打つような太もも」等…そういったいわゆる肉感的な太った体型、つまりはデブな女性にしか興味を示さないことを説明してくれた。
そんな男性の為のアダルトビデオの需要が最近増えてきているそうだ。

しかも、本当の意味でのぽっちゃりから100kg以上の本格デブまでとその幅もかなり広く展開しているとのことだ。
太った女性が出演する 作品は売上も安定しているようで、それならばこの際、このプロダクションでもそんな太った女性を募集してみようという話になったそうだ。

なぜデブなAV女優が求められているのか

私はこんなデブな自分を見て興奮する男性が本当にいるのだろうか?と疑心暗鬼だったが、担当の方いわく、「ぽっちゃりした女性は自分の見た目に自信がない女性が多く、最初は男性に触れられる事に抵抗があるのだが、ユーザー目線で見ているとそんな自信の無い女性が男性と触れ合い次第に乱れて始めていく姿を見るのがたまらなく興奮する」のだそうだ。
そんな側面があるなんて私は思ったことすらなかったので、驚きを隠せなかった。

たまに乱暴にしているように見える映像もあるけど、そういうは全て演技としてやっていて、もし、ひと昔前のようなレイプまがいの撮影をするような現場であれば、モデルを派遣する側として必ず守りますので、心配しないでくださいとも教えていただいた。
そこでわかったのは、アダルトビデオの制作現場ではメーカーもプロダクションも女性の嫌がる事はしないように気を配っているということ。

それに、ぽっちゃりのアダルトビデオで登場する男優も「草食系の男性」と絡むことが多いようなので、荒っぽい内容になることはほとんどないと教えてくれた。

仕事の流れとしては、ビデオの撮影は一日かかることもあるが、複数の女優が出演する場合は一人あたりの時間もそんなにかからず、一回の撮影で10万円程度もらえるのが相場だそうだ。
10万円稼ぐのに普通のバイトなら何回シフトに出るのだろうと考えると、やはり高収入求人サイトと謳うだけあり、アダルトビデオに出演することは高額な仕事なのだと実感した。

処女というもうひとつの心配事

一番不安に思っていたのは、私が処女であることだった。
担当の方にそのことを正直に伝えた所「あなたが納得してビデオのお仕事をするのであればこちらは問題ないのですが、本当にそれでいいですか? 後悔はしないですか?」と逆に念を押して確認をしてくれた。

このまま男性経験がないまま生きていくのも嫌だったし、デブというコンプレックスを抱えたまま、このまま惰性で生きていくのかと考えた結果、自分を変えるなら今しか無いのだと思った。
こうして、私はぽっちゃりAV女優として生きていくことを決断した。
プライベートで好みでもないブサイクな男性と初体験する位だったら、イケメン男優に処女を奪ってもらうのもありなのかなと思ったのも理由の一つではあるのだが。

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